なんだかんだとその日は私の歓迎会と言う事で
前日同様ドンチャン騒ぎをしたのだが
結局私も同じ穴のと言うやつだった
出張も残す所2日
先発組のメンバーも寮からは退出し各々の支店へと行ってしまった。
まぁ正直言えば寂しい、
いつも通りの帰り道、当たり前だが
アパートは真っ暗で部屋に明かりはない
階段を上がり
扉を開ける。「ガチャ」…「ガチャン」…
静かだ。
一先ず玄関通りの照明を着け
次に自分の部屋の電気を着ける。
そして寂しいリビングへと通じる扉を開ける
「カチャ」
明かりを着けて少しだけ気が緩んだ。
そこには誰かさんの置き忘れのバッグが有った。
…やれやれ、他に忘れ物は無いか
襖戸の部屋も確認をした
「スーー…」
何もないな
もの静かな事意外何も変わらない
部屋の明かりを消し、テレビは最小限のボリュームで着けていた。
ここでの生活も後少し
久し振りのしらふの状態で寝るのも何だか新鮮だった
テレビを消し、静寂につつまれる
「…」、、、「カン…」、、?、、「カン…カン」
誰かが階段を上がって来ている
いゃ、隣の部屋はまだ空室、、いやでも
確実に上がって来ている
耳を澄まし、その音の行く末に全力で聞き耳をたてた
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