「そうなのか。じゃあ、Bは嘘をついているんだ。おかしいと思ったんだ。なあ、ちょっと会って話さないか。Bは何か企んでいるんだ」
「ああ・・・。わかった。会おう。どこがいい? 時間は合わせるよ」
「なら、明日の夜に○○でどうだ」
「ああ。わかった。と、ちょっと待ってくれ。悪い。もう一度言ってくれないか」
俺はスマホの録音のボタンを押した
さすがにもう忘れないと思うが、念のための措置だ
「明日の夜に○○だ」
「わかった。ありがとう」
そこで電話は切れた
Bが嘘を?
いったいどういうことなんだ
もし本当にAは死んでいて、それで知らせてくれなかったとしたら、それは許されないことだ
とことん問い詰めないといけない
今日の夜会う予定だが、そこで言うか
いや、ここで1対1で会うのは何か怖い
まずはCと会って話そう
二人で対策を取ってからにしよう
俺はBにメッセージで体調悪くなったからまた今度にしてくれと送って、その日は会わなかった
その日も夢を見た
昨日と同じ
暗闇の中にAが立っている
無表情で何か話している
俺は声をかけた
おい! A!
お前死んでしまったのか?
Cが言っていたのは本当なのか?
この話は怖かったですか?
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