去年の夏のことである。。男はお盆に実家に帰省するために、車を走らせていた。
実家は地方で、東京に住んでる俺は高速道路を使うために乗り口に向かっていた。
ところが、久しぶりの帰省で気分が浮いていたのか道を間違えてしまった。
気づいたら住宅街に来てしまっていたんだ。
「参ったな。カーナビも反応しない」
なぜかカーナビが電源を押しても入らなかった。
とりあえず大通りに出よう そう思って交差点の右に行こうとすると、カーナビが反応した。
「一方通行でス。]
「あれ、標識立ってなかったと思ったけどな」
不思議に思ってもう一度見てみると一方通行の標識が立っていた。
しょうがない、逆から行くかと思ってUターンして左側の道に行こうとすると、ポーン
「一方通行でス。」
またカーナビが反応した。 流石に違うと思って顔を上げると、やはり一方通行の標識がある。
はぁ?と思い少々イラつきながら、真っ直ぐの道を行こうとすると、ポーン
例に漏れず、またカーナビが「一方通行でス。」と言うのである。
怖くなって、しょうがない。来た道を戻ってしまおう。と思いバックし始めた時、
「ブォォォオオオン!」という爆音が近づいて来て、男は死んだ。
車が四方向から突っ込んで来て、真ん中にいた男は即死だった。
これは、ドライブレコーダーに写っていた内容である。
最後の最後に男が呟いた言葉が録音されていた。
「死角を舐めるな」
これの意味が分かった人は一人もいなかった。
これ、ヒロシの心霊キャンプの話に似ているwww草ww