愉快なともだち
投稿者:あもれん (2)
ここから解説です。
まず、主人公は物心ついた頃から多重人格で、頭の中に色々な人格があります。そして、主人公の主人格はその人格達の事を”ともだち”と呼んでいます。
その人格達は常に頭の中に存在し、主人公に語りかけてきます。主人公は人格をともだち同様に考えている為、その語りには返事をしてしまいます。それは現実世界でも一緒で、側から見れば、急に独り言をしだす変人に主人公は見られてしまいます。そのせいで友達はできず、嫌な目で見られる日々を送ります。そして、その頭の中に存在する人格達は目を瞑ると余計に活発になり、主人格と話す機会が多くなります。
そして話は変わりますが、そのともだちの中でも主人格はgという名前のあまり表に出てこない大人しい人格を気に入っていました。それは他の人格も一緒で、主人格が家族とのトラブルで自殺を図ったとき、本体(主人公の体)が死んだら、gという人格も消えてしまう為、gを気に入っている他の人格が主人格に「gさんを一人にしないで」などとgを庇うような発言をしているのです。でも、主人格はもうgを好きではなくなっていたので、頭の中からgを消してしまいます。もとから、gはあまり表に出てこないのですぐに消えてしまいました。そして、他の人格もgを気にしなくなります。そうなると憂鬱な雰囲気はなくなりいつものような主人格にとっては暖かい日常が戻ってきます。それが主人格には嬉しくて、夜通し他の人格と頭の中で会話を続けてしまい、寝不足によって不登校になってしまいます。
そして、不登校になった自分の子供を母はよしとせず、小言を沢山言います。それは主人公にとって寝不足の次にストレスで、段々母への怒りも強くなくっていきました。
そしてある日、激怒した主人公が語った”ともだち”のことを聞き、母は自分の子供の気が狂ってしまったと悲しみ、今週中に病院(精神科)へ行こうと提案する。しかし、その提案は主人公の地雷であり、母の目はいつも周りから向けられてきた変人を見る目であった為、主人公は母も周りと同じように自分を変人だと思っているのかと悲しみ
自室へ逃げてしまいます。
そして、主人格は布団に入り眠ろうとしますが、目を瞑ると他の人格が活発になってしまい中々寝付けずにいました。他の人格はgほど内気ではなく、保育園の頃からずっと一緒にいた為、簡単に消すことができず、その上眠れないので困っていました。そんな中、とある人格が言う「あの女を殺してしまおう」という言葉が主人格には寝不足もあってか、とても魅力的に聞こえてしまいました。その後、母がどうなったかは自身で考えていただけると光栄です。
⚠️私は多重人格ではないですし、多重人格の詳しい事は知りません。
でも、リアルの私の頭の中には人格ではなくイマジナリーフレンドがいます。それはxx才になっても変わりません。そのイマジナリーフレンド達は人格達のように私が目を瞑ると活発になり、よく私に話しかけるようになります。そのような実体験を元に私はこのお話を書きました。
かなりの駄文ではありますがご了承ください。
ついでに聞きたいのですが、私や主人公のように、話しかけてくる人格やイマジナリーフレンドが頭の中にいる方は、現実世界でも存在するのでしょうか?私は少なくとも、xx才になってもイマジナリーフレンドがいるという人にはあった事ありません。
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