実際に起こった廃墟寺の祟り
投稿者:黄泉川 零 (3)
22日午後4時35分ごろ、〇〇橋付近の川で「子どもがおぼれている」と、通行人から110番があった。市消防局が捜索し、約40分後に陸橋の下流約50メートルで、中学校2年生〇〇君(13)が、水深約1.2メートルの川底に沈んでいるのを発見。病院に運ばれたが死亡が確認された。
〇〇署によると、〇〇君は同級生ら計5人と訪れ、うち男子生徒2人=ともに(13)=と、川の中を歩いて遊んでいたところ、川の中央付近で深みにはまり、流されたという。同級生1人も流されたが、自力で岸に上がり無事だった。
近くに住むアルバイトNさん(42)は「水遊びしているような歓声が聞こえていたが、サイレン音がして外に出ると、少年が心臓マッサージを受けていた。午前中の雨で川は増水し、流れも速かった」と話した。
以上がこの廃墟寺にまつわる実際の事件である。
筆者がどうしても気になった部分がある。
それは、『川に流されたのは、2人の男子学生だった』ということだ。
亡くなった中学生以外に、もう1人、流された少年がいる。そして流されたのは、川で遊んでいた同級生5人の中の2人だという。5人で遊んでいたならば、それ以上の人数が川に入っていてもおかしくない状況ではないだろうか?
Aさんの話によると、寺を荒らしてしまった年下の少年は2人だ。筆者には、彼らが流された2人であると思えてならない。もしそうだとすると、「偶然」寺を荒らした翌日に、「偶然」増水した危険な川で遊んでしまい、その2人だけが流されてしまった、ということになる。これは、本当に偶然だけなのだろうか。
10年以上が経過した今、真実を知っているのは、当事者の方々だけである。
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