呪われたカフェ
投稿者:セイスケくん (15)
短編
2024/11/15
09:00
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男は怯えきった表情で友人に懇願した。その瞬間、友人は悟った。この男は、カフェの呪いから逃れることができず、未だに縛られているのだ。そして、友人の背筋に冷たい何かが駆け抜けた。
次の瞬間、男の姿は突然かき消えるように消えた。まるで最初からそこにいなかったかのように。
友人は震えながら辺りを見渡したが、何も見えなかった。ただ、どこからか低く響く声が耳に届いた気がした。
「次は…お前だ…」
友人はその場に立ち尽くし、再びカフェの方を振り返った。そこには静かなカフェが佇んでいるだけであったが、友人は二度とその場所に近づくことはないと心に決めた。
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