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心霊

Tsukumo2929さんによる心霊にまつわる怖い話の投稿です

テニスの女の子
短編 2024/10/23 22:32 1,088view

オバチャンにコンタクトを取ろうとすると、
オバチャンは無視して、全く目が合いません。
なんか時間もないのに焦って、怒りの感情でオバチャンに
「見えてるよ」と伝え、この瞬間オバチャンの目が私を見ました。
強気でオバチャンを睨み、女の子は引いていたかも知れません。
この時は、もうなんとでも思ってくれていいという気持ちでした。

このやり取りの後いつの間にか、オバチャンがいなくなっていました。
私は安心と明日が大変だなと内心そう考えていました。

この出来事の次の日の朝、起きると
あぁ、昨日のオバチャンだ…と思うことが起こっていました。
なんというか、つかれたらこんな感じなのかと関心してました。
例えると、ドライアイスを水に入れ、白い煙が出るのが面白いと思いませんか。
あれが頭の中にあるように、モヤがかかっているような状態、
顔がひきつる感覚、指先の感覚が鈍く、物が触れるとトトンという感じで、
何かが重なっていることが分かりながら出勤しました。

この日は、運悪く全体朝礼で多人数で聞いていて、オバチャンを追い出せずにいました。

オバチャンは寂しがり屋なのか、多くの人々を見て喜んでいました。
オバチャンはテニスで見た時同様、笑っていました。

朝礼が終わった後、仕事場で周りに誰も居ない時を狙って、
オバチャンを追い出しました。
「出ていけ」と念じただけで、
一瞬でドライアイスを吹き飛ばす感覚で取れました。

これ以来女の子も、オバチャンも、霊を見ることもないので、私は今のところ無関係です。
以上、読みにくく、長々と書きましたがありがとうございました。

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