”それ”は”そこ”に”いる”ことになっちゃうんじゃないかって。
幽霊がもしいるとして、彼ら・彼女らの望みは何なんだろうね。
もしかしたら、ほかの生物と同じく”自分”の種を増やしていくことなんじゃないかな。
だとしたらこうして君に怖い話をするのは、彼ら・彼女らにとっては
「産卵」にあたるんじゃないかな。
蜂が芋虫に自分の卵を産み付けるみたい、僕の話で君の頭の中に産み付けられた”彼女”のイメージは、ゲームを通じて孵化して、また新しい”彼女”が君の家の玄関に・・・・
はは、そんなに怯えた顔しないでよ。冗談だよ冗談。
だからさ、最後にもう一度だけさっきのゲームをしてみようよ。さあ眼を閉じて。
頭の中で自分の家の玄関に立つ。
さあ、玄関を開けて。
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ゲームの仕方じゃないですか?