熱中症
投稿者:ねこじろう (147)
長編
2024/08/02
07:33
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すでに都内にあるいくつかの病院は満床状態になっており、、」
─こう暑かったら、おかしなやつも現れるのかもしれないな
俺は帰路に遭遇した、コンビニ店員と地下鉄の女そしてさっきの男のことを思い出しながら苦笑した。
しばらくテレビを見ていると眠たくなってきたので、寝室に移動してベッドに潜り込んだ。
前もってクーラーを点けていたから室内は結構冷えていた。
それから間もなくして、俺は心地好い微睡みの泉に浸かっていった。
そしてどれくらいが経った頃だろう。
ピンポ~~~ン
鳴り響く突然の玄関チャイム音で目が覚まされた。
枕元の携帯画面に目をやると、時刻はまだ午後9時過ぎ。
─誰だよ、こんな時間に、、、
俺は一人ぼやきベッドから降りると寝室を出てから、頭を搔きながら廊下突き当たりの玄関口まで歩く。
ピンポ~~~ン
再び鳴り響くチャイム音。
「あの、どちら様ですか?」
金属のドアに向かい恐る恐る尋ねてから様子を伺うが、何の返事もない。
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嫌ー!
コメントありがとうございます
━ねこじろう
臨場感ありますね。
,ありがとうございます
━ねこじろう
応援してます。
ありがとうございます
━ねこじろう