闇バイト
投稿者:一成カンパニー (16)
短編
2021/03/14
19:39
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私が大学生だったの頃のお話しです。
ある日、パソコンの求人情報で気になるバイトをみつけた。
荷物の移動、高時給、日払いそんな感じの見出しだった。
電話して、面接に行くといかにも893の方だと思われる方がいて(仮にKさんとする)、早速明日来れないかと条件を掲示され、簡単に仕事の流れを説明された。
怖さより、お金欲しさに負けてしまい、承諾してしまった。
翌日、指定された住所の近くのミニ○トップでKさんと合流し、昼飯等を買って、ステップワゴンに乗った。
途中で、着くのが昼過ぎになるから、飯食えと言われ、食事を済ました。
時間にして、4〜5時間だったと思う。
首都高に乗って、とあるインターで降りて、田舎道を走り、着いたのは相当な山の奥だった。
車から大きなケースを2人で降ろし、中身を出した。
黒いビニール袋にくるまれていたが、強烈な匂いがした。
肉が腐ったような匂いと下水の匂いを混ぜたような匂いだと思う。
それに血の匂いを加えたような感じの匂い。
ケースも中身も、すぐ近くの崖に捨てた。
そこで、かなりまずい事になったと気づいた。
Kさんは、今日の事は誰にも言わないようにと言い、10万円くれた。
また、仕事があるとき連絡するねと言われたが、それから連絡はなく、数カ月して連絡したところ、現在使われておりませんのアナウンスがながれた。
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