警察「君、すぐにそこから逃げなさい! そこは遊びで行っていいところじゃない。今月だけで、三人がそこで飛び降り自殺をしているんだ」
青「え……」
黄髪は、そんなこと言ってなかった。
警察「君、名前は!?」
青「〇〇〇〇です!」
警察「え……君は……と、とにかく、すぐにそのホテルから出るん……」
ツー ツー
急に通話が切れた
なんで、こんなタイミングで切れるの!?
コンコン! コンコン!
不意に、窓が叩かれる音がした
いま黄髪が消えていった、窓の外……
闇の中に赤髪の顔が浮かんでいた
無表情な赤髪が私を凝視しながら 口を開く
ねぇ 『ヲヲヲ』 のもう一つの 意味 教えてあげる
幽霊がね 三人いたら 『ヲヲヲ』 なんだよ
青髪は悲鳴をあげて、トイレから飛び出した。
そして、無我夢中に階段を駆け降りる
一階のフロントを過ぎ、玄関を抜けた。
外に出ると、誰かが立っていた。
「きみ、大丈夫か!?」
青「きゃあ!!」
……警官だった
扉の外には、既に警察が到着していたのだ
僅かにホッとしたが、疑問はある
なぜこんなにも早いのか ここが有名な自殺スポットだから?
青「あの なんで……」
警官「分かってる。すぐに戻るから、ここにいなさい」
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ハゲドウ!!(kana)
(作者)
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