交通事故
投稿者:初めての書き出し小説風 (10)
短編
2023/07/09
23:03
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「…」
「…」
「こっちにきなさい!」
突然、上の階から叫ぶような声が。
「…え」
ハーイ・・キャハハ
タッタッタ・・・ダン
徐々に聞こえなくなるその音と声。
キャハハ
タッタッ…
咄嗟にトイレから出て1階に走って向かった二人。
ダッダッダッ
…
「はぁはぁはぁ」
「…はぁはぁ」
1分も満たない時間で1階の他のメンバーが待っているところに着いた。
「お前ら遅すぎ」
そう話すのは現場監督。
「はぁはぁ、、すいません」
「監督、誰かビルに入っています!!」
「はぁ?そんなことありえないって」
「入れる入り口はここだけだし、今日ずっと俺がここにいるわけだし」
「いや、でも、女性と女の子が…」
「いやいや、時間を考えろよ」
「で、でもさっき声とか聞こえたでしょ!?」
「…お前らなんか聞こえたか?」
一階に残っていた他の社員に聞く現場監督。
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