人間の悪意

で、22時になっても、お客さんからの電話がなかったし、トラブルで萎えちゃって配達を続ける気にならなかったから帰宅したって話。

何度も言うように、俺は怪談が好きだからオカルト方面の説を推したいけど、一応現実的な解釈もできるのかなと。で、その現実的な説の方が可能性として濃厚かと。

それは何かって言うと、お客さんがクソ野郎だったって説ね。

つまり、商品を受け取ったのに、受け取ってないと嘘をついたってこと。あわよくば商品を得た上で、返金とかをさせようと狙っていたのかも。

そういう風に疑ってみると、最初に連絡した時の妙に慣れているというか落ち着いているような感じも、全て仕組まれていたものだったからだとすると納得できてしまう。

電話だってそう。向こうからはこちらにかけられるのに、こちらから向こうにはかけられないってのは、auの通信障害のせいなんかじゃなく、お客さんが俺の番号をわざと着信拒否に設定してたってとこかね。（着拒にしたらそういう現象になるのかどうかは知らんけど、試しに友人の携番にかけてみたら普通に繋がったぜ？）

んでさ、そのお客さんの男性に、陰気臭さがあったって言ったけど、口調や声色からは全く威圧的な雰囲気もなく物腰柔らかな印象だったんだよね。だから、どっちかと言うと会社や社会で威圧されてきた側の人種なんじゃないかな。

そういう人ってずっとストレスを溜め込んでるわけで、まともなはけぐちを持っていないなんてことも容易に想像つくじゃん？
コールセンターにほぼ言いがかりみたいなクレームを長時間怒鳴り込む奴みたいな感じでさ、客っていう立場を盾に暴挙に出ることでキチゲを発散してたんじゃないかって思うんだよ。

あと、「お客様が回収されたわけではありませんよね？」って俺が強気に出た途端、お客さんからの着信が無くなったってとこが、もうまさにそうって感じなんだよね・・・。

と、まぁ色々考察したわけだけど・・・
お客さんの男性が人間であるパターンの方が怖いやんけ！！！！！！