目の前から消えてくれ
投稿者:YoyoYoyoY (52)
子どもの頃の私は、いつも自分に正直に生きていました。
嫌なことは嫌、嬉しいことは嬉しいとハッキリ主張する主義で
好きな友達、嫌いな友達も極端なほど決まっていました。
いつも意地悪するA君、どこかに行ってしまえば良いのに。
そんなことを考えていると、父親が転勤する理由で彼は転校して行きました。
初めは仲の良かったSちゃん、ちょっとした行き違いでケンカしてしまいました。
もう顔を合わせたくないなと思っていたら、やはりほどなくして転校して行きました。
そんなことが5回ほど続いた小学生時代ですが、高校に入っても続きます。
私と仲の良かった友達がいじめに遭い、首謀者を含めた男子4人をとても
憎らしく思っていました。
「あんな連中、みんな留年してしまえば良いのにね」
本気で落ちてしまえと心底願っていました。
「そんなこと思っちゃだめだよ」
優しい友達は、いじめられても彼らを庇います。
私はそれも腹立たしく感じていました。
そして2年に進級するときに、留年した生徒がいました。
まさに私が憎らしく思っていた4人です。
その年に留年したのは彼らだけでした。
偶然に違いないと思いましたが、思えば小学校から同じようなことが
度々続きます。
人を呪わば穴二つといいますから、こんな負の感情を抱いて過ごしていたら
いつか自分にもしっぺ返しが来るのでは?と恐ろしくなりました。
それ以来、あまり人を憎らしく思わないように注意しています。
きっと念の強い方なんですね。