僕はある日、友達を誘ってドライブに行っていました
湘南の海沿いを走りながら楽しく賑やかに過ごしていて、結構な距離を走った所で海沿いを歩く事にしました
海沿いを歩きながら、時間もまだ20時頃だったので次に何をするか海岸で話していると、1人の友達が心霊スポット行ってみない？と提案してきました
僕たちは何の躊躇もなく、面白そうだし行こうかと心霊スポットに行く事にしました
湘南では有名な心霊スポットらしくネットには沢山のコメントがある程の所でした
僕らは恐れ知らずだったので、そのまま車を心霊スポットへ走らせました
車内で友達が幽霊探知機のアプリがあるから試しがてら取って使ってみようよと言い、幽霊探知機を使う事にしました
心霊スポットに近づいても何の違和感もなく、普段通りに車を走らせ心霊スポットに到着しました
一本の細い階段の目の前に車を停め、友達の携帯で幽霊探知機のアプリを開きながら歩いて向かいました
すると階段の手前で幽霊探知機が異常な数値になっていた事に気づいた友達は、これやばくない？数値えぐい事になってるよと言い始めました
僕達は少し空気が変わったのに気付きました
そこまで寒くない時期に行っていたので海沿いを歩いてる時でもそこまで寒いと感じる事はなかったのですが、やけに心霊スポットの入り口階段の前辺りから少し肌寒いようにも感じました
せっかく来たのだからと仲間で話しそのまま進む事にしました
周りは真っ暗で森の中
一本の細い階段を1列になって歩いていました
すると幽霊探知機アプリを使っていた友達が数値やばいんだけど、どんどん増えていくやばいんじゃね？と不安そうに僕に言ってきたのです
所詮アプリだから笑そんな怖がる事ないよと言いながら一緒に歩いていると1人の友達の携帯がいきなりシャットダウンしたのです
その友達は助手席に乗っていながら携帯を充電してるのを見ていたので心霊スポットに着いてすぐに電源が落ちるのは不自然だなと思っていました
何度か電源を入れますがアップルのマークがついては消えついては消えが繰り返しなるのです
流石に僕らも充電がないからだと思いました
考えてもしょうがないと前向きに捉え僕たちは先に進みました
階段を登り終え山道を歩いていると今度は幽霊探知機のアプリを使っていた友達の携帯の電源が落ちていたのです
その友達は確か、ここ着く前まで80%位あったから電源が落ちるのはありえない故障か何かしか考えられない
流石におかしいと感じた僕達は車に戻る事にしました
何故か行きよりも帰りの空気の方が遥かに冷たいのは皆気付いていました
怖くなったのか小走りで車に戻ると鍵を閉めた車が何故か開かないのです
テレビでよく見るやつだと思い怖がりながらとりあえず明るい所に行きました
車からはそこまで離れていなく何件か家もあったので少しほっとしながら飲み物を飲みながらどうするか話していると
急に車の盗難防止センサーが鳴り始めたのです
流石に鍵が閉まってる車なので誰かが開けようとしない限り作動はしないものだと思っていたのでとにかく不気味でした
センサーで鍵を開けようとしても開いた瞬間すぐに閉まってしまうのです
幽霊探知機アプリってすごい！