天国にいる親友からの伝言

私の親友が車の事故で、突然この世を去りました。

それから毎日金縛りに悩まされ、毎日親友が夢に現れました。

初七日を期に金縛りもなくなり、夢にも出てこなくなりました。その代わり、何かあると知らせてくれるようになったんです。

月日が流れ夜中に突然家の電話がなりました。

でも、受話器を上げても電話のベルが鳴り続けているんです。繋がっていない状態です。

とっさに、なぜかわかりませんが「○○」という名の幼なじみが浮かび夜中に家に行きました。

予感は的中。手首を切っていたんです。

幸い軽傷で済みましたが、あの変な電話がなかったら…と思うと今でもゾッとします。

またある時は、夢に親友が現れ「○○に飲み屋の仕事はやめておけと伝えろ！」と怒っていたんです。

その友達に電話をして、仕事しようかと思ってるか聞いたら「なんで知ってるの？」と。

そうなんです、私はその事は一切知りませんでした。

「親友が夢に出てきてやめておけって言ってたよ」

そう伝えると、焦ったように「分かった」と。

その後は何もなかったかのように夢にも出てこなくなりました。

もし、親友からのお知らせがなかったら友達はどうなってたのか？今となっては、知る由もありません。

不思議な出来事もあるものですね。