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心霊

oniさんによる心霊にまつわる怖い話の投稿です

ねぇ、、、
長編 2022/08/24 23:24 3,506view
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これは僕が体験した怖いお話です。私はもともと霊というものを信じておらず、でたらめだと思

っていました。そう思う理由はビビりだからです。幽霊なんか会いたくないと思っているので幽

霊はいないと思い込んでいました。しかしそれは何気ない日常で簡単に崩れ去るものだと思いま

した。
 
 私はお盆の日に熱を出してしまい実家に帰ることができず、別の日に休みを取って実家に帰る

ことにしました。実家に帰るとまず聞かされたのは従妹であるAちゃんがお盆の日に川におぼれ

て死んでしまったと自分の母に言われました。Aちゃんはよく僕に懐いており、僕は兄妹がいな

かったのもあってそんなAちゃんを妹のように思っていた。僕はそんな事をいきなり聞かされて

志向が停止した。そしてその次に僕は「なんでそれを俺に言ってくれなかったんだ」と母に言う

と奥のキッチンでタバコを吸っていた父が居間に顔を出した。

「○○そこに座りなさい」と父が言う。父は昔から厳しく子供の頃は怒られるのが嫌で父のいう

ことは絶対守ると思わせるくらい怖い人である。そんな父が少し暗い表情をしている。ますます

疑問に思った俺は「なんか事情でもあったの?」と聞く。すると父が「お前熱出してただろ、そ

んなので葬式なんかに呼べるか」と少し喝のある感じで言われ次に「Aちゃんのことなんだ

が、、、、」いうところで母が「ちょっとお父さん!」母が父の言葉を制するように言う。気に

なる俺は聞こうとするが父が「しつこいと」少しだけ機嫌が悪くなったように言った。僕はその

言葉で一気に話を聞こうとはしなかった。それから夜になって夕食や風呂も終え、自分の部屋で

漫画を読んでいると「コンコン」とノックをされた。僕はこんな時間に誰だろうと思った時刻は

0時を迎えようとしている。「入るぞ」と声がする父だ。父が部屋に入ってきて「母さんに止め

られたが一応話しとこうと思ってな。ちょっといいか」と言う。父が自分の部屋に入ってくるこ

とは珍しいので少し驚いた。僕がうんと頷くと父が床に座ると話始めた。どうやら話の内容はA

ちゃんが川で遊んでいると溺れてしまい溺死してしまった。とのこと。Aちゃんの死因が分かっ

たけどなんで葬式の時に俺を読んでくれなかったの?と質問すると父が言いずらそうな顔で少し

考えてからこういった。「Aのやつ死んだはずなのにずっといたんだよ」と意味が分からんこと

を父が言い始めた。「いたって?」理解が追い付かない僕は父にその意味を聞いた。父曰く夜明

日がAちゃんを送る日で父はその葬式場で一泊することになった。その日の夜、父がタバコを吸

うために外に出て一服をしてみんながいる場所に戻った。タバコくさいと言われるのが嫌で0時

になるぐらいに部屋を出て、一服し終え部屋に戻ろうとするとAちゃんの亡骸がある部屋の前を

通るのだが、そこは薄っすらだが中を確認することができた。父はそこで信じられないものを見

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