ねぇ、、、
投稿者:oni (3)
これは僕が体験した怖いお話です。私はもともと霊というものを信じておらず、でたらめだと思
っていました。そう思う理由はビビりだからです。幽霊なんか会いたくないと思っているので幽
霊はいないと思い込んでいました。しかしそれは何気ない日常で簡単に崩れ去るものだと思いま
した。
私はお盆の日に熱を出してしまい実家に帰ることができず、別の日に休みを取って実家に帰る
ことにしました。実家に帰るとまず聞かされたのは従妹であるAちゃんがお盆の日に川におぼれ
て死んでしまったと自分の母に言われました。Aちゃんはよく僕に懐いており、僕は兄妹がいな
かったのもあってそんなAちゃんを妹のように思っていた。僕はそんな事をいきなり聞かされて
志向が停止した。そしてその次に僕は「なんでそれを俺に言ってくれなかったんだ」と母に言う
と奥のキッチンでタバコを吸っていた父が居間に顔を出した。
「○○そこに座りなさい」と父が言う。父は昔から厳しく子供の頃は怒られるのが嫌で父のいう
ことは絶対守ると思わせるくらい怖い人である。そんな父が少し暗い表情をしている。ますます
疑問に思った俺は「なんか事情でもあったの?」と聞く。すると父が「お前熱出してただろ、そ
んなので葬式なんかに呼べるか」と少し喝のある感じで言われ次に「Aちゃんのことなんだ
が、、、、」いうところで母が「ちょっとお父さん!」母が父の言葉を制するように言う。気に
なる俺は聞こうとするが父が「しつこいと」少しだけ機嫌が悪くなったように言った。僕はその
言葉で一気に話を聞こうとはしなかった。それから夜になって夕食や風呂も終え、自分の部屋で
漫画を読んでいると「コンコン」とノックをされた。僕はこんな時間に誰だろうと思った時刻は
0時を迎えようとしている。「入るぞ」と声がする父だ。父が部屋に入ってきて「母さんに止め
られたが一応話しとこうと思ってな。ちょっといいか」と言う。父が自分の部屋に入ってくるこ
とは珍しいので少し驚いた。僕がうんと頷くと父が床に座ると話始めた。どうやら話の内容はA
ちゃんが川で遊んでいると溺れてしまい溺死してしまった。とのこと。Aちゃんの死因が分かっ
たけどなんで葬式の時に俺を読んでくれなかったの?と質問すると父が言いずらそうな顔で少し
考えてからこういった。「Aのやつ死んだはずなのにずっといたんだよ」と意味が分からんこと
を父が言い始めた。「いたって?」理解が追い付かない僕は父にその意味を聞いた。父曰く夜明
日がAちゃんを送る日で父はその葬式場で一泊することになった。その日の夜、父がタバコを吸
うために外に出て一服をしてみんながいる場所に戻った。タバコくさいと言われるのが嫌で0時
になるぐらいに部屋を出て、一服し終え部屋に戻ろうとするとAちゃんの亡骸がある部屋の前を
通るのだが、そこは薄っすらだが中を確認することができた。父はそこで信じられないものを見
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