悪いことをしている自覚がない奴

今回は、私が実際に出会った後輩との話をしていきたいと思います。

その後輩の事をTとします。

その後輩Tは、中学・高校時代の部活動での後輩です。

中学時代に初めて出会い、その後同じ高校に進学して来て、私と同じ卓球部に入部してきました。

中学時代も卓球部でした。

正直、中学時代は、後輩Tとの関わりはあまりありませんでした。

私との学年が2学年離れていた為、私の学年がすぐに部活動を引退し、そこからしばらく交流が無かったからです。

しかし、高校では私の学年が引退した後も、部活の後輩たちとプライベートでもよく遊ぶようになっていました。

そんな中で、Tとも交流を持つようになっていきました。

そしてある日、Tと同じ学年であり、同じ卓球部の後輩の女子であるSから相談をされるようになりました。

それは、Tからしつこく2人きりで遊びに誘われるというものでした。

SはTと2人きりで遊びたくなかったらしく、常に断っていたそうです。

私はその時、そのまま断ってて良いと助言しましたが、その後TがやたらとSの家の周りに現れるようになったそうです。

SはTに一切住所を教えておらず、いわゆるストーカーをされているようでした。

それを聞いただけでも、少しTが怖くなったのですが、その後私はTに対して更なる恐怖を感じることになりました。

それは、Tが私にSの家の場所と、Sがよく現れる場所を突然勝手に紹介しようとして来た事です。

「ここにいるとSに会えるんですよ」と、TはSのプライベート空間に勝手に踏み入っている事に対して何も悪く感じていなかったのです。

自覚が無いまま他人を怖がらせてしまう姿に、とても恐怖を感じました。