暗闇でみたもの
投稿者:misayan (1)
顔を見続けて何分立ったでしょうか、ようやくガイドさんの「はい!懐中電灯をつけてください」といった声がしたので、
懐中電灯をつけて顔あった場所を確認しましたがそこには何もない。近くも見ましたが何もなく、あったのはぽっかりと空いた大きな穴。
もちろん人が掴まる場所もない大きな穴でした。
疑問に思いながらも、防空壕を後にしホテルに帰りました。
その時同じホテルのメンバーが防空壕の感想を言っておりました。
その時に私が見たものをみんなに話してみましたが、だれもそのようなものは見ていないといったことでした。
その為、渡すは気のせいだったのかな?と思いこの話を後にしました。
その夜、不思議な夢を見ました。
戦争か何かで争っている人々。かろうじて聞こえる怒号。血まみれの自分の手足。痛みで息ができない。
といった夢を見ました。すごく怖くて、悲しい、そんな感想の夢でした。
朝、起きたらほかのメンバーから大丈夫?と心配されました。
どうやら私が寝ているときにかなりうなされているのと苦しそうにしており心配してたとのことでした。
私はその時見た夢をみんなに伝えました。みんな、「あー…。」といったことを言い、妙に納得しておりました。
どうやら私の寝言が戦争のことをつぶやいていたみたいだったそうです。
3日目は観光やいろいろな体験ができるいわゆるお楽しみがありました。
私はこれを楽しみにしていましたが、どんどん体調が悪くなりとうとう立っていられなくなりました。
引率していた保健室の先生に体温を測ってもらうと38度出ており、ほかのメンバーと別行動となりました。
私は先生方と沖縄の病院に行き、見てもらいましたが原因不明とのことでした。
その為、ホテルで安静にとのことでしたのでそのまま待機しておりました。
夕方、寝ていたおかげか熱は下がり最終日はみんなと行動できるとなりました。
その為私は、楽しみでその夜寝ましたがここからが地獄でした。
寝ている最中、非常に暑く感じました。どうやらかなりの寝汗をかいているようでした。
そのとき何を思ったのか、シャワーを浴びないとと思い部屋についている風呂へ向かいました。
風呂場を開けると、全面真っ赤のな血の海となっておりました。
私は驚きましたが、シャワーで流さないとと思い蛇口をひねりました。
出てくるのはいつも見ている透明な液体ではなく、真っ赤な水。
出しても出しても真っ赤な水でした。私はそれをみて倒れて気を失いました。
目が覚めると自分が寝ていたベットでした。時間はまだ深夜3時。「夢か…。」と思い起きました。
体が非常に暑かったため体温計で測ると39度。熱が出たから、あんな夢を見たのかと思いました。
その為、持ってきていたボディシートで体をふきベットの中へ再び入りました。
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