家にいる少女

ある日、自室で友達とボイスチャットを使って、会話をしながらオンラインゲームをしていた時のことです。

いつも通りたわいもない会話をしながら、友達と楽しくゲームをしていました。

ゲームも盛り上がってきて、少し集中していたので、お互いに無言でプレイしていました。

その時、友達から突然、「何が面白くて笑ってるの？」と言われました。

私はもちろん集中していたので、笑うこともなかったですし、一言も言葉を発していませんでした。

私は「どういう事？」と聞き返すと、友達は女の子が笑っている声が鮮明に聞こえたというのです。

私は怖くなって、ゲームを中断し、パニック状態にもなっていたので、自分の部屋を出て、リビングに飛び出し、家族に起こったことを説明しました。

私を含め、私の家族は霊感が全くなかったので、私の話を1ミリも信じてくれませんでした。

その状況で私はもっと不安な気持ちになってしまい、もっとパニックになってしまいました。

しかし、突然リビングの天井の角(何もものなどがない)から大きなラップ音が「パチン！！」となりました。

私は、その女の子の霊が「私はここにいるよ」と伝えたかったのかと感じ、ゾッと背筋の凍る体験をしました。

また、別の日に霊感のある友達とテレビ通話をしていた後日、その友達から「とても言いづらいんだけど、この間テレビ通話した時、〇〇の後ろに小さい女の子が立ってて、ちょっと怖かったんだよね。」と言われました。

私はこの二つの出来事から、特に直接何かされることはありませんでしたが、私の部屋には女の子の霊がいるのかと確信を持ち、とても怖い思いをしました。