マンションの怪談
投稿者:haruberu (5)
私が小学校の頃、家族で某マンションに引っ越してきて住んでいました。家族全員が霊感などなく、普通に生活できるはずでした。
私は101号室に住んでいて、そのマンションは2階建ての2棟からできています。
ある日、父親が夜中にビックリした声を出して目覚めました。その時、父親が言うには布団の中から青白い手が出てきたと言っていました。
夢でも見たんじゃないかと話は終わりましたが、後日、私の部屋のガス給湯器が爆発したり、水道管が破裂することも続き、夜には相変わらず父親の元に手が出てきたり、上に誰か乗ってくるという体験をしていました。ワタシも、寝る時なぜかいつも人の気配というか、視線を感じる事がありました。
ある日、母親がマンション内の井戸端会議に5人で参加した時、ある一人の方が、101号室に兵隊さんが入って行く夢を見たと言い、他の3人も同じ夢を見たと言っていました。
さすがに怖くなり、知り合いの霊能者の方に見てもらうことになりました。
結果、その方では手におえないとの返事をもらい、他を当たってもらうよう言われたそうです。
またその霊能者の方がその後、原因不明の病で二ヶ月の入院をしていました。
他の方に見てもらった所、そのマンション辺りが昔の戦場だったらしく、101号の下で亡くなった兵士だと言われました。
土地に問題があるみたいでしたので、私達はすぐに引っ越しし、その後は何も起きていません。
今でもそのマンションは存在していて人が住んでおり、前を通るたびにゾッとして冷や汗がでます。
※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。