廃旅館からの誘い
投稿者:バクシマ (40)
「大変なことをしてしまった・・」
怪異は私の携帯番号を把握しているわけですから、もしこれで無断キャンセルでもしようものなら、「着信アリ」のように、私を惨たらしく祟り殺すかもしれません。
こうして、私は呪いのクソ旅館に行かざるを得なくなったのです。
そして、予約の日になりました。
私は、しょうもない挿絵が散らされている旅行雑誌を片手に電車を乗り継ぎ東北地方のオンボロ旅館(想像)に向かいました。
そういえば途中、腰の曲がった老婆に「そなたには死相が出ておる。行ってはならぬ」と掴み掛かられましたが、
「そうは言われても、こちらの事情を長々と説明していては電車に乗り遅れてしまう。それが後に響いて、夕食の時間に遅れることになってはたまらん」ということで
老婆を四方投げで地面に寝かしつけ、それを尻目に予定通りの電車に乗り込みました。
・・どうやら私は、旅館に引き寄せられていたようです。
そして何本か路線を乗り継ぎ、ついに旅館の住所の最寄り駅に着きました。
駅は無人駅で、タクシー乗り場もありませんでした。
しかし工事のトラックが近くに駐車をしていたので、お金は払うから旅館の付近まで乗せていってもらえないかお願いしたところ、無事に交渉は成立してトラックに乗せてもらうことができました。
移動の車中で運転手から
「なあ兄さん、どうしてあんなとこに行くんだい?随分前には集落もあったらしいが、今は誰ひとりあの地域には住んじゃいないよ。」と尋ねられました。
ですが、
「・・・・・黙って前だけ見て運転しな。」
そう応えるしかありませんでした。
しばらくしてトラックは止まりました。
「こっから先は車じゃいけないよ。
長いあいだ、道の整備が放置されてきたからね。
土砂崩れもあったな。
あとお前から死相が出てる。
クンナ、カエレ」
「・・構わねぇ。歩いて行く・・」
ここで歩みを止めるわけにはいきません。
並々ならぬ荒廃した道無き道を乗り越え、やがて、午後6時半に旅館に到着する事ができました。
なるほど、廃旅館でした。
しかし矛盾するようですが営業はしているらしく、玄関前の「本日の御客様」の看板には
「ばくしま(雑魚) 様」
とありました。
洒落怖の旅館の求人を感じる
申し訳ないが
恐いと言うより笑えた
恐怖の極みのはずの会話の最中に
マンゴーアレルギーを言うかwww
投稿者様は友人と廃旅館に再度訪問してでしょうか?
んで投稿者と友人は廃旅館に再訪した話をお願いします。
部屋で焚き火したの?
旅館側からしたら面倒臭い客だから来てほしくないわな…
なるほど、二度と来てほしくないと思わせれば呪われることもないのか。
怖い話の大半は、この方法で解決できるのではないだろうか(笑)?
秋田の乳頭温泉(混浴)
ここは笑うとこなのかな!?