お線香の香りが教えてくれた
投稿者:イラル (8)
実の兄のように慕っていた義兄が亡くなった時の不思議な体験談を投稿させていただきます。
私は15年ほど前に義兄を急性心不全で亡くしています。
義兄には、当時中学2年生の女の子、小学6年と4歳の男の子がいました。
小学6年生の男の子はサッカーのクラブチームの入っていて、義兄もそこで
コーチをしていました。
その男の子は私の甥になるのですが、甥の学年はけっこう強くて
フットサルの大会で全国大会に行くほどでした。
義兄が亡くなったのは、そのフットサルの全国大会の開催日の
1週間前でした。
今思えば、よほど心残りだったのだと思います。
義兄の告別式を終え自宅に帰った私は一息つこうと2階ベランダで
タバコを吸っていました。
すると、どこからともなくラベンダーのお線香の香りがしてきて
その時は「服に匂いがついたのかな?」くらいに思っていました。
その日は疲れ切っていたのか、布団に入って秒で落ちたのですが
夢の中に義兄が出てきて、甥がフットサルの大会に行かないのではないかと
心配して出てきたようです。
私も、そのことは気になっていたので翌日も義兄の家に行き、
甥に大会に行けそうか聞くと
「一緒に行くはずだったお父さんは居ないけど1人で頑張ってくる」
というので一緒にユニフォームとかの準備をして家に帰りました。
すると、その日の夜もベランダでタバコを吸っていたら
ラベンダーのお線香の香りがして、夢に義兄が出てきて
にこにこと笑いながら「ありがとう」と言ってくれました。
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