日課のタバコで出会った謎の霊
投稿者:ジュリー (62)
私が築20年以上経つボロアパートに住んでいた頃の話です。
当時は夕飯後、もしくは風呂上りで眠れない夜に玄関先でタバコを吸うのが日課でした。
その日もいつも通り、夜22時頃にタバコを吸いに行ったところ、普段は感じないような違和感を感じました。
誰かいるような、どこかから見られているような気がしました。
周りを軽く見ましたが誰もおらず、携帯を触っていたら、女の人の声がして、周りを見渡しましたが誰もおらず、不気味で仕方がありませんでした。
声というよりは、鼻歌のような、どこか透き通ったような音で、言葉としてハッキリ聞き取れるものではありませんでした。
ボロアパートなため、生活音やテレビ、オーディオの音が漏れることはよくありましたが、その時は耳元で聞こえ、決して誰かの部屋から漏れた音ではありませんでした。
なぜか、女の人の声を聞いた後から急に左肩が痛くなりました。
整形外科を何件か受診しましたが、原因は分からず、湿布を処方されるだけです。
神社巡りをし、悪霊を払うこと3年程。ようやく肩の痛みが無くなり、念願だった引っ越しもできました。
今でも趣味として神社巡りは続けています。私と同じく、夜にタバコを吸うのが日課の友人にこの話をしたところ、「自分も草木の間から金色に光る目のようなものを見たことがある。猫かと思ったが、その後から偏頭痛が続いて急いでお払いに行ったことがある。」という話を聞きました。
夜遅く、もしくは夜中。用事がなければあまり外には出ない方が良いなと思えました。
※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。