都市伝説的な噂をひとつ。
埼玉県と群馬県の境に坂東大橋という大きな橋がかかっています。割に大きな、立派な橋なのですが、ここには妙な噂があります。
歩道もあってひとが歩けるようになっているのですが、夜間にクルマを走らせていると、川の方を向いて立っている人影が見えることがあるらしいのです。散歩をしているひとなのかもしれませんが、夜中に車道に背を向けて川の方をぼおっと眺めているように見えるので相当気味が悪いとのことです。人影は男性のときも、女性のときも、子どものときもあって姿は一定せず、ひとりとも限りません。
しかも、不気味な噂はそれだけにとどまりません。「それ」と目を合わせると、かなりの頻度で交通事故につながるという話もあります。地元の者は、「あの橋でだれかに会ったとしても、決して目を合わせてはいけない」と言います。ときどき、橋の欄干のあたりに立っている、ひとらしきものが川ではなく車道側を向いている例も報告されています。
けれども、ここまでお伝えしてきたことよりもいっそう不気味なのは、その橋、自殺者が出たなどという話を聞いたこともないのです。いったい、いろいろな姿の者がたくさんいるという、「それ」らの存在はどうして橋に集まっているのでしょうか。
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自殺者沢山いますよ
その橋の下で、夜にバーベキューした自分はいったい…
その橋、自殺者が出たなどという話を聞いたこともないのです。
いや、いるから。
嘘つくなよ。
橋にロープを括り付けて、橋から飛び降りて首吊り自殺した女性を目撃した事があるので。
11月頃。
夜中の22時に橋を散歩してたら、おじさんが警察と救急車を呼んでいた。
なんかあったんすか?って聞いたら、おじさんがあれ見て!と橋の下を指さしたから、それを見たら、何かが宙ぶらりんになっていた。
懐中電灯の灯りを照らしたら、人の頭が辛うじて見えて、ビビった。
そんで、警察が来て、ロープを引き上げたら、女性の遺体だった。
後から知ったが、自殺だった。
それ以外にも、歩道に花束が置いてあった事もあったから、誰かしらは亡くなってる。
あと、幽霊の目撃談だが、中央分離帯に足が透けた女性が立っているという話は聞いた事がある。