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ヒトコワ

礎吽亭雁鵜さんによるヒトコワにまつわる怖い話の投稿です

積極的な生徒たち
短編 2026/10/04 17:04 26view

45歳、小学校の教諭です。今は3年生のクラス担任です。

自分で言うのも手前味噌ですが私が指導した生徒たちは他のクラスの子たちよりも積極的になる子が多いです。
授業で手を上げる、委員などに立候補する、班行動での参加姿勢など同学年の子たちよりも積極性が見られます。

さらに教え子たちが上級生になると生徒会役員になるケースも非常に多いです。

上記の成長は私の身内贔屓ではなく多くの同僚から高い評価をいただいています。
おかげで教頭先生からも一目置かれるような立場になり、指導方針については私の意見はかなり通りやすくなっており、いろいろと捗っております。

積極性の伸ばし方ですが、これについてはもちろん普段からの生徒の自主性を大切にすることも重要ですが、最も大事なことは土に触れさせることです。
学年によりますが低学年であれば泥遊びや朝顔の世話、中学年以上であれば野菜やさつまいもの栽培、花壇のお世話などを必ず新しい学年が始まったころから継続的に実施しています。

一部正式なカリキュラムに無いものもありますが、その場合は放課後の課外活動として行う許可をいただいています。

表向きは、土に触れることが子供のイキイキした成長の手助けになると言っています。

しかし、本当の目的は土を媒体に子供達にトキソプラズマに感染させることです。
トキソプラズマはネコを終宿主とする単細胞の寄生虫です。
この寄生虫の非常に面白い特性として、トキソプラズマに寄生されたネズミはネコを怖がらなくなる、というのがあります。
ネコを怖がらなくなったネズミの末路はご推察の通り、ネコに食われます。
これによりトキソプラズマは効率よく終宿主のネコの体内に到達するのです。面白いですねぇ。

またトキソプラズマは人間にも感染しますが、人間に感染した場合にどうなるかも同様に研究されています。

私の調べた限りトキソプラズマに感染している人は積極性が高まったり、リスクを取れるようになったりすることがわかっているそうです。

そのことを知ってから私なりにいろいろ試す日々が続きました。結果、土に触れさせるというのが一番効果的でした。
ただしこの土は特別な土で、うちのネコの排泄物を少量混ぜ込んでいます。
土に触れることで自然とトキソプラズマに感染するのでしょう。

今年初めて担当した生徒たちも最初はモジモジしている子たちが多かったですが、今は毎日積極的に行動しており、教師冥利に尽きるなと感慨深く観察しています。

さらに今年も生徒たちの変化ぶりを見た同僚からの私への評価もますます揺るぎないものになっているなと確信しました。

この立場を活用して今後もわたしも積極的に指導改善していきたいと考えています。
まずは手始めに高学年の女子たちの下着検査を取り入れたいと思います。
見えないところで風紀が乱れていないか、しっかりとチェックしてあげないといけませんからね。

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関連タグ: #子供#学校
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