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ヒトコワ

霊感のある主婦の暇潰しさんによるヒトコワにまつわる怖い話の投稿です

閲覧注意 ステンレスの風呂
長編 2026/08/19 21:52 225view

※実話を元に構成しています

私の叔父は、長年一緒に暮らしていた母親
私にとっては祖母が亡くなったあと、一人で暮らしていた。

父の弟にあたる叔父は、たぶん日雇いの仕事をしていたのだと思う。
祖母が生きていた頃は、祖母のわずかな年金で二人で生活していた。
そのため、叔父がまともに働いていたのは、もう何年も前のことだったのだろう。

父と叔父は、あまり連絡を取っていなかった。
年に一度くらい、
「元気か?」
と電話をする程度。

正月に会いに行くことさえなかった。
そのくらいの関係だった。

そんなある日の夜。
父と母は、21時からテレビで放送される映画を観るため、ちょうどその時間に夕食を食べられるよう準備をしていた。

その時だった。
家の電話が鳴った。
普段、ほとんど鳴ることのない家電。
時刻は20時30分。
父が電話に出ると、相手は叔父が住んでいるアパートの大家だった。

「実は……家賃が5か月分、溜まっているんです。連帯保証人がそちら様なので、ご連絡しました」

父は驚き、
「分かりました。ちょっと様子を見に行きます」
と伝えて電話を切った。

すぐに叔父へ電話をかけた。
出ない。
何度鳴らしても、電話には出なかった。

「明日、見に行けばいいか」
最初はそう思った。
しかし、なぜか胸騒ぎがした。
時期は2月。
外は寒い。
わざわざ今から行くのも……と迷ったらしい。

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