これから書くのは小学生の作り話だから、気楽に読んで欲しい。
ある日突然、あるはずのない地下への入口が現れるんだ、四角い蓋がついたやつ――点検口っていえばわかるかな?
それが、いつもはなかったはずの場所に現れるんだよ。
少しでも触れると、その蓋は落下して竪穴が姿を見せる。
ちゃんと降りれるように縄ばしごあって、暗いはずなのに何故か奥まで見通せる。
その縄ばしごで下まで降りると、縄ばしごはちぎれて落下してくる。
降りた先からは一本道になってて、奥から「キュリキュリ」って鳴き声が聞こえてくるんだ。
縄ばしごはもうないから戻れなくて、先に進むしかないんだけど、その先にも出口はなくて、降りた人は死ぬしかない。
どう?
小学生が考えそうな話だろ?
なんで急にこんな話を書いたかというと――湿った空気と「キュリキュリ」という耳障りな鳴き声を聞いて、思い出したんだよ。
でさ、この話を作った俺でも知らなかったんだけど――「キュリキュリ」って近づいてくるんだな……
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