ジリリリリリリとアラームが鳴って、陰鬱な朝を知らせる。
私は眠い目を擦りながらアラームを止めて学校に行く準備に取り掛かった。
私は学校でハブられている。なんにも得意なことも無く、コミュニティケーションがとても苦手。友達なんて一人もいない。
それでも大好きな親、兄弟に心配をかけたくない一心で笑顔で毎日登校する。今日もそんな辛い繰り返しの1日だ。
2階の自分の部屋からリビングに降りると、もう既に誰もいなかった。両親は共働きで、兄、弟は部活で朝が早い。1人のリビングに用はなく、朝食も取らずに外へ出た。
学校へ向かう道中、不思議と人がいない。いつもなら小学生が登校したりしているのだが、、不気味に感じつつも、学校へ足早に向かった。
教室について、私は血の気が引いた。
既に全員着席して、背筋を伸ばして座っていた。
それだけなら良かった。全員不自然なほどに満面の笑みを浮かべていたのだ。しかも、全く目が笑っていない。
明らかにおかしい様子に私の背筋は凍りついていた。それでも私は着席しようとした。しかしその時、何も無いところで躓き、転んだ。
よくあるのだ。私は人並外れて鈍臭い。空気も読めない。だからハブられているのだ。
転びそうになった私をみて、クラスメイト達は
ぎゃははははははははははははは!!!!
ぎゃははははははははははは!!!
と悲鳴にも近い爆笑を上げ、
全員”手の甲”で狂ったように拍手した。
とんでもなく不気味な光景にゾッとしたが、私が焦って起き上がるとみんな元の不気味な笑顔に戻った。
不安な気持ちを抑えて席に着いた。あまりにも不気味だ。ただでさえボッチなのに、余計に孤独感と不安感が襲ってくる。本当に早く帰りたい。
ガラガラガラ、と教卓側のドアが開く音。そして、
おおおはああああよう!!!!
と、例に漏れず満面の笑みの先生。
お、はようっございままあああす!!!!!!
とクラスメイト達。
今日のじゅ、じゅぎょ、じゅぎょういうはあああああ!!!、み、い、み、ぬんなでえええ!!!にわ、にわ、に、庭に出てえええ!!!、さささささがすぞおおおお!!!!!!
意味が全く分からず、ただただ戦慄した。
そして、
おおおおおおお!!!!!
と歓声をあげるクラスメイト。全員立ち上がり、腕、足、頭を無茶苦茶に振り回しながら歩いていく。
私はこの状況が怖くて、体が動かない。

























※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。