短編
2024/07/21
11:30
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これは私が中学生だった頃の話です。
その頃は夏休みでした。
夏休みだから、と家でゴロゴロと過ごしていました。
ある日に父が、「海に行って泳ごう。」と言いました。
私は泳げなかったので、「いやだよ、私、泳げない」
と答えました。
そうしたら父は、「泳げるようになるためにも海に行こう。」と言いました。
幾ら断っても、父は諦めず、しかたなく電車で海に行くことになりました。
切符を買って、海に行く事になりました。
海に着いたら父は私を海に突き落としました。
私はバタバタと陸に行こうとしました。
陸についても父は私を海に落としました。
何回も海に落とされ、何回も陸に上がっているうちに、泳げるようになりました。
今でも父には感謝しています。
ですが、何故か私の切符は片道切符でした。
父は忘れていたのでしょうか、?
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