20230608議事録

テーマ：監視カメラ障害時における運用方法についてのすり合わせ
参加者：M社担当　太田、当社SE　近藤（記）
議題　：
　・検知時の対応方法について
　・運用スケジュールについて
結論　：
　持ち帰り、監視方式から見直し

上司に簡単に報告した後、私は駅で缶コーヒーを買い一息ついた
簡易テストまで完了していたのに再検討になってしまった

発端は１か月前、太田さんから
「監視カメラが壊れっぱなしになっていたことに気づけなかったので、検知する方法を検討してほしい」

と頼まれたことである
別にうちの会社が導入したカメラじゃないんだけど
うちの会社でやっていることは、社内システムの一環として録画データ保存先のファイルサーバを貸しているだけである

とはいっても、お世話になっているので、できそうな方法を考える
プライバシーの観点から録画データをダウンロードや再生することはできないが、設計書からファイル構成を確認した
日付フォルダの中に、カメラのシリアル番号のフォルダが台数分入っていて、その中に当日録画データが詰め込まれている構成のようだ

面倒なことしてコストをかけても良くない
１日1回23:00に当日の日付フォルダ配下のカメラフォルダを探って、１個もなければエラーとするプログラムを作る
シリアル番号のフォルダに録画データが１個もなければ、そのカメラは壊れているということだ
太田さんの許可を取り、2週間ぐらいプログラムをテスト実行してみて、ログを確認、全カメラに毎日録画データがあり正常だった
めったに壊れるものでもないので、エラーのパターンを試せていないけれど

ここらでエラー時の挙動を実装するために運用方法をすり合わせしよう

　近藤「というわけで、運用方法の詳細について詰めさせてほしいです。まずエラー時の連絡方法はメールでよいですか？」
　太田「23:00ですよね？メールでお願いします。」
　近藤「フォルダからだとシリアル番号しか取れないのですが、番号からどの部屋のカメラかわかりますか？」
　太田「やはり作業室や倉庫、入口とか場所の情報は欲しいですね。」
　近藤「では、シリアル番号と部屋の紐づけリストを頂きたいです。マッチングさせてメールに書くようにします。」

　近藤「次にスケジュールなのですが、法定点検のときカメラ止めますよね？」
　太田「ええ、前日に各部屋を回ってコンセントを抜きます。ちょうど来月です。」
　近藤「データが無いので、その日はエラーになると想定されます。事前連絡をいただいてメールを止めるのと、メールは送ってそちらで無視するのどちらがよいですか？」
　太田「年１回だとご連絡するのをわすれてしまいそうです。そのままメールは送ってください。」
　近藤「わかりました。ちょうどエラーパターンが試せなくて、困っていたところでした。来月検知とメール送付できるか試させてください。」