八甲田山雪中行軍遭難事件の怨念!ある寮に伝わる恐怖体験
投稿者:金剛 (12)
青森県に伝わる怖い話の体験談をご紹介します。
青森県、八甲田山雪中行軍遭難事件は社会に大きなショックを与えた訓練中の事故ですが、数十年と経過した現在でも歴史に残されています。
また、歴史上の記録以外にも現実の生活おいても、今なお影響があるそうです。このエピソードは数十年前に起きた恐怖体験となります。
この事故に関係のある地域の一部に、とある会社の寮が立地していました。
そこへ入寮してきたばかりの従業員が、夜になると人間の足音を耳にするようになります。
初日には気のせいかもしれないと割り切っていた従業員ですが、別の日の夜にも足音を耳にします。
状況はこのようなものです。
夜仕事から帰宅後に寮の部屋でうとうとと眠りに入っていた時に、部屋の前まで足音が聞こえてきたそうです。
そして、足音はスーと消えたそうです。従業員の部屋は一番奥の部屋、つまり先には部屋は存在しておらず、足音がする場合は従業員の部屋へ訪ねるものだけだと言うのです。
従業員である男は単身で入寮しており、ひとりで悩むことになりました。
ある日のこと、その寮の管理人にその話をしてみたところ、ああ…またか…と、ひとり呟いたと云います。
従業員の父親は自衛隊員であったそうで、足音が自衛隊に似ていたと主張します。
つまり、入寮した部屋で従業員が耳にした足音とは、昔に訓練で命を落とした隊員の足音と気配だというのです。
当時ほとんどの隊員が凍死したとされていますが、その無念の程は想像しきれません。
深い怨念無念を抱いて成仏できない者の足音と現場で囁かされているそうです。
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