奇妙な看板「子供がいても乗せないでください」

この看板は、新潟市の国道４０２号、青山海岸と小針浜の間、現在の渚ふれあいセンターの道を挟んで向かいあたりに置いてあったと言われています。
ただ、現在その看板についていくらネットで調べても出てこないのです。
私と同じ年代の友人に聞くと、確かに見たという人もいれば、そんなの見たこともないという人もいます。

昔の話で確証もないのですが、この看板が立った経緯というのがよくある幽霊話です。
実はその場所、すぐ裏が旧青山霊園、今は拡張されて小針浜霊園となっているのです。
タクシーが深夜にここを通ると子供が居て心配した運転手が子供を乗せると忽然と乗せた子供が居なくなる。そんな話が多発したようです。
何時からか看板が立つようになったと・・・。
で、今は確かに検索してもその話は出てこないのです。

しかし、すぐ近く、同じ国道４０２号の五十嵐浜というところのトンネル、通称五十嵐トンネルでそれと同じ話が出てくるのです。

過去に「子どもを乗せないでください」という看板が立っていたらしいです。
で、色々深く調べてみたわけです。
その結果、実は全国にその手の話がかなりある様です。
「子供を載せないでください」「子供に話しかけないでください」「白い服の女性を載せないでください」等々。
そしてすべての話が、過去にそんな看板が立っていた、それを見た、そしてどこの話でも実際にこの看板の画像と言う物がどこにも存在しないのです。

ここから考えられるのは、どこから始まったのかは調べようがないのです。
でも、どこかのホントの大昔そんな看板があって、それが都市伝説として全国に広がっていったのではないでしょうか？
でも、仲間が何度も見たという看板は何だったのか？
なぜその看板の画像と言う物が存在しないのか？
謎は深まるばかりです。