同級生が火の玉に…？

これは、私が小学生だった時の話です。３、４年生くらいの時で学校にも楽しく通っていました。

今まで生きてきて、俗に言う霊感などを感じる出来事なども一切無かった私ですが、その時のことだけはよく覚えています。

ただ、あまり私にとっていい思い出ではない…と言いますか、心苦しい思い出なので、懺悔の気持ちでここに書き込みさせていただこうかと思います。

当時は小学校で仲の良い子・そこまで仲の良くない子がもうなんとなく出来上がっている時期でした。

名前順で席が決まっていたので、よく近くの席になる女の子が居たのですが、私はその子のことが少し苦手でした。

その年のクリスマスイブの日、私は家でケーキを食べたりとクリスマスを楽しんでいました。その時、我が家の電話が鳴り、母が電話を取りました。

「…（私）の同級生の子が、亡くなったって。お通夜行こうか。」と突然の知らせでした。

その亡くなった子は、私が少し苦手だなぁと感じていたその子でした。

元々心臓が弱かったらしく、クリスマスパーティの途中で病院に運ばれたとのことでした。

そして私は母と一緒に、彼女のお通夜に行きました。

子供ながらに複雑な気持ちを抱えながら、車に乗って帰っていた時。

暗い外に、火の玉が浮かんでいるのがハッキリと見えたのです。母親にも慌てて伝えたのですが、見えないよと言われました。

私はきっと、彼女の魂のようなものだと感じました。

そして、仲良く出来なくてごめんなさい。好きと思えなくてごめんなさい。なんだかそんな気持ちになりました。

私は今でもずっとその時の気持ちが忘れられません。