【実話】小学校の体育館で遭遇した幽霊！？

小学校２年生の頃、放課後に仲の良い友達と私の２人で体育館の入り口付近を歩いているときにそれは起こりました。

その日は体育館で運動会の練習があったためクラスの皆と一緒にいたのですが、練習が終わった後２人で遊ぼうと思って先生の目を盗んで隠れ、皆が解散するまで体育館で待っていました。
友達も先生も解散し電気が消され、２人で残って少し遊んだ後、出口に向かって歩き出しました。少しの罪悪感と楽しい気持ちが混ざった気分が癖になりそうでした。

そして体育館を出て帰ろうとして水飲み場の横を通り過ぎた時、突然水道が流れ、窓が開いていないにもかかわらず風が吹き、黒い影のようなものが私たち２人の間をすり抜けて行きました。
体育館を出ようとしたときに水道の蛇口を見たのですが水は流れておらず、窓も全部締め切っていたので風が吹くはずもなく、非常に恐怖を感じました。

一瞬の出来事でしたが私たちは２人で目を丸くして驚き、「今の何！？」と言って怖くなって２人で手をつないで走って逃げました。
黒い影の正体はわからないままですが幽霊だったのではないかと思います。

1人で体験した場合は何かの勘違いかと思って本当に体験したのかどうか曖昧になってしまうことがあると思いますが、2人で体験してお互い確かに見たという事実があるため、大人になった今でもその友達と会うと「あの時は怖かったよね」と話題になります。