学生の頃、友人伝に聞いた話です。
夏休みの宿題で、歴史についてグループ研究を発表してもらう。
というものが出たそうです。
私の友人、Nは仲の良い友人二人とグループを作り
夏休み初日に図書館に集まったそうです。
しかし、コレといった題材が決まらず、難儀していた所
グループの片割れのSが
此処が良い。と見つけた場所がキリシタン塚でした。
もう一人のYの賛成もあり
後日、彼らは現地へ。
その道中の事。
新幹線の中で、眠ってしまった3人でしたが
Nが隣に座っていたYに起こされたそうです。
理由を聞くと「Sの様子がおかしい」
正面にいたSは寝ながら「像が赤い」と苦しそうに寝言を言っていたそうです。
そうこうしている内に、現地の新潟へ到着。
所が、現地の新潟県民に幾ら話を聞いても
「そんな場所には行くな」といい、場所を教えて貰えなかったそうです。
ですが、たまたま入った駄菓子屋で
彼等は、塚への生き方を知ってしまいました。
順調に調べ、満足した彼らは地元に戻り、発表を終えたそうですが・・・。
後日、Sが事故で腕の骨折をし入院。
現像した写真の一枚に不吉なものがあったそうです。
手首から脇辺りまで、真っ赤に染まったキリスト像の写真。
現地で取った時は、真っ白い綺麗な石膏像だったそうです。
Sの寝言「像が赤い」がまさに
S自身のケガを彷彿とさせる話です。
その後、Sは病院から失踪。
今もまだ行方不明だそうです。
キリシタンの塚はヤバいってどこかで読んだような…
このサイトだったかな…
https://kikikaikai.kusuguru.co.jp/5075
これでした。隠れキリシタンの塚
やっぱり恨みみたいなのが残っているのかな…