二度と見つけられない公園と駄菓子屋
投稿者:oyuki (7)
これは私が小学4年生の時に体験した不思議なエピソードです。
4年生に進級して早々、私には仲良しの友達ができました。
その子とは、初めて同じクラスになったものの、家が意外と近かったこともあり、よく放課後一緒に遊ぶようになりました。
ある日、2人で校区内をぶらぶらしているうちに、初めて見る公園を見つけました。
ブランコとあといくつか遊具や小高い丘があり、近くには昔ながらの駄菓子屋さんがあったのを今でも覚えています。
訪れると不思議と胸がわくわくするような魅力的な場所で、私達は何度かその公園で遊びました。
ただ、この公園に来る時は、なぜかこの友達と2人の時だけで、他の友達や家族とは一度も来ることがありませんでした。
そうして1年が過ぎ、5年生になると、またクラス替えがあって、その友達とは別々のクラスになってしまいました。
自然と一緒に遊ぶ友達も変わってきて、2人で遊ぶこともなくなってしまいました。
そんなある日、私は別の友達とその公園に行ってみたくなり、連れて行こうとしたのですが、
覚えているはずの道を辿っても、どうしても着くことが出来ませんでした。
道を間違えたのかな?と思い、公園や近くの駄菓子屋さんの特徴を説明しながら、今度は親と一緒に探してみましたが、やはり見つけることは出来ませんでした。
子どもにとっては遠くても、大人には校区周辺の公園を見つけるぐらい簡単だと思っていたので、不思議でした。
それ以降、中学生になるぐらいまで何度かその公園を探しましたが、結局一度も見つけることは出来ませんでした。
いつのまにか壊されてしまったのでしょうか?しかし、公園の近くにあった駄菓子屋さんまでとうとう見つけられなかったというのは、何だか不思議です。
とても不思議。子供の頃ってそういうことありますよね
こういう話聞くと異世界って本当にありそうって思う
探偵ナイトスクープにでも依頼して探してもらったらいいんじゃないですか?