山の中の湖にて、亀だと思ったら・・・
投稿者:FBS (19)
職場の先輩で大のルアーバスフィッシングが好きな方がいます。
車で行ける範疇のバスフィッシング大会にも出場し入賞するほどの実力者であり釣りキチです。
そんな先輩から以前に聞いた恐怖体験をお話ししたいと思います。
いつもの休日のように夜中のうちから愛車であるハイエースに乗り山の中にある湖までバスフィッシングをする為に向かう。
タバコや缶コーヒーを飲みながら運転し現地の湖に到着するとほどよい広さの場所に車を停め、軽く缶ビールやチューハイを飲んでつまみを食べてから朝日が出るまで仮眠をする。
一寝入りしていると朝日が入り気持ち良い目覚めとなりすぐ釣りを始める。
その日の釣果は絶好調でサイズが良いものから、小ぶりなものまでたくさん連れて最高に興奮していたそうだ。
一度、お昼にコンビニへ行き昼食と再びお酒を買って戻り、湖を眺めながら焼肉弁当とビールとチューハイを飲んで、そのままチェアーを倒し軽い昼寝をしたそうだ。
午後からも午前に負けないくらい釣れ続け今後もこの湖でこのポイントでこの時期というのを記録を残すほどだった。
気が付くとあっという間に夕方になっており、陽が陰ってきていた。
このタイミングを逃したくないという思いから帰宅しなくてはいけない気持ちにかられながらも、粘ってやっていた。
すっかり暗くなってしまい、さすがにライトがないともう釣れない状況になってしまい帰ろうと思った時のことだった。
湖の水面に亀がいる?
さっきまで見えなかったぞ?
こんな日が出てないのに出てくるか?
と先輩は不意に思って少し近づいてよ~く見た瞬間、それは亀でなく女の人の顔でぼーっと上を見ていたかと思うとギロッとこっちを見つめた!
先輩は飛び上がり急いで荷物をまとめ車で逃げた。そしてもう二度と釣れるとわかってもその湖へ行くことはなくなった・・・
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