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心霊

混さんによる心霊にまつわる怖い話の投稿です

怪奇現象を呼び寄せる後ろに付いていたモノ
短編 2021/09/29 23:02 1,298view

私の母(以下M子)が高校生の時に体験した話になります。

M子は当時実家暮らしで2階に1人部屋がありました。深夜M子がふと目を覚ますと電気の紐が大きくブラブラと揺れていました。M子は「こんな夜中に誰も電気を触っていないのにどうして紐が揺れているんだろう?」と感じたものの特に恐怖心はなくそのまま眠りについてしまったそうです。

別の日には、M子の母が一階のリビングにいる時にM子が「でかけてくるねー」と声をかけ出かけて行ったのですが、30分ほどすると玄関が開き、階段を登って部屋のドアを開ける音が聞こえたので、M子の母は「M子が忘れ物でもして帰ってきたのかな?」と思ったそうです。
そしてまた部屋のドアを開け、階段を降り、玄関を開ける音が聞こえたため「また出かけて行ったな」と思いM子の帰宅後そのことについて話しましたがM子は一度も家に帰っておらず、他の家族も誰もその時間帯に家に帰ってきていませんでした。

こういったことが何件か続きM子とM子の母は近くのお寺で見てもらいました。するとお寺の住職さんから「M子ちゃんの後ろに鬼のように怖い顔をしたおじいさんがすごく睨みつけている」と言われたそうです。

その日にM子はお祓いをしてもらいその後住職さんから家であることをするよう言われたそうです。あることとは
「お寺で渡されたお札をリビングの引き出しや扉など開け閉めできるところ全てに貼り、1週間家族全員でリビングで寝ること。」

M子一家は住職に言われた通りリビングにある扉や引き出し全てにお札を貼り家族全員(M子、M子の両親)で寝ました。リビングで寝ている間M子はなにも怪奇現象はありませんでしたがM子の父はリビングで家族全員で寝ている間、夜中になるとお札を貼っていた扉、引き出し全てを誰かが強い勢いで叩きつける音が聞こえ金縛りにもあい眠れなかったそうです。また、朝起きると貼っていたお札全てが床に落ちていたそうです。

後日お寺へいき住職さんに見てもらうとそのおじいさんはいなくなっていたそうです。

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