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心霊

桃の人工水さんによる心霊にまつわる怖い話の投稿です

怪奇現象やポルターガイスト現象が起きる家
短編 2021/09/20 07:26 1,140view

海外にの友人の実家で実際にあった話です。
友人の実家はかなり古く、少し歩いたところに墓地のある静かな住宅街にありました。

ある日、友人の父親がダイニングの隣の部屋でテレビを観ながら寝落ちてしまった時のこと、誰かにものすごい勢いで両肩を揺さぶれた感覚があり父親は急いで飛び起きました。その時父親の弟は地下の自室にこもっており母親は買い物に出かけていたため近くには誰もいなかったようなのです。
時刻を見てみると夕方18時12分。
友人の父親の祖父がちょうどそのソファーで亡くなった時の時刻でした。もしかしたらそろそろ良い加減に起きろと言われていたのかもしれませんね。

その友人の実家では様々な怪奇現象やポルターガイスト現象が度々起きるようで、地下の部屋でテレビを観ていた叔父がリモコンを取ろうとしたところリモコンがテーブルの反対側から勢いよく落ちたり、深夜2時を回った頃に家では誰も使用していない女性用の香水の匂いが突然したり、同じく深夜過ぎにタバコではなく昔の葉巻の匂いがどこからともなく匂ってきたりするようで、友人たちの間ではご先祖さまが私たちの様子を見にきているのではないかと話していたそうです。

その他にも、友人の祖父が亡くなる直前に『自分が死んだ時は何かしらの合図を送ってやるよ。鉄砲でも撃ってやる。』と言ったそうで、亡くなった二週間後、昼ごはんを用意していた時突然二階からバンッ!という大きな発砲音と二階のベッドが誰かに動かされているような音を聞いたと祖母が言っており、夜中に様子を見にきているのか足音も聞くとか。
不思議と怖い気持ちにはなったことがないと全員言っているので、もしかすると友人の実家はそうして代々ご先祖さまに守られているのかもしれません。

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