背を向けている彼女からできるだけ見えにくい位置に移動し
改めて観察していると少し違和感を感じた
後ろ姿からなのでなんとも言えないのだが
何か被りものをしているようで頭部の部分が異様にでかいのだ
なんだろう？
ばれないよう慎重になりながら身を少し乗り出したが
後ろ姿と被り物のようなものしか見えない
それにしてもあんなところにかがんで何をしているのか
肩を少し上下させるだけで
彼女はそこから動かなかった。
電柱を掴みながら見えやすい位置を探していた時だった
酔いも手伝ってかバランスを崩し
右足を大きく踏ん張り
じゃりと大きく音を立ててしまった。
視界の外で彼女が振り向く気配を感じ
反射的に彼女を見て驚愕した
彼女は座ったままこちらに顔を向けていたのだが
彼女の頭は通常の人間の２倍ほど大きく
ひたいに無数の血管が浮き出ていた
かぶりものだと思っていたのは彼女の頭部だった。
「す、すみません」
咄嗟そう謝ると
なぜか彼女は満面の笑みをうかべ口をもごもご動かしたまま何も言わなかった。
「鍵を落としてしまったみたいで….」
適当な言い訳を述べようとしたとき
彼女の手に蝉の残骸みたいなものが握られているのに気づいた
よくみると彼女の足元にも蝉らしき羽や残骸が散らばっている
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アケビって、はぜるんだっけ？
四国のどこだろ…
北関東とか甲信越とかにもありそう
もう「四国」とあるだけで、やはりなと思ってしまう。
村系の話【田舎】は怖いよねー
ためはち
四国＝死国
田舎には、住みたいとは思わないな。
ノマドワーカーなら、尚更。
もしかして…私のひい祖父の地元かも…
移住者が少なくて、あなたのことを知っているかもしれません！💦
パソコンでしらべたよ。四国ってねそしたら
死国ってでてきた！
そんなに守りたいものがあるなら移住者受け入れなんかしなけりゃいいのに。何かを求めれば何かを失うもんだ、一挙両得なんてない。そうして排他的な地域は自滅していけばいい。