写ルンですに写ったもの
投稿者:無限者 (1)
短編
2020/11/23
00:15
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その傷跡を見て、私は再びゾッとしました。
その擦り傷は、人間の指に掴まれているような奇妙な形をしていたのです。
結局、フィルムと写真は地元のお寺でお焚き上げしてもらうことになり、
それ以降、悪いことなどは起きていません。
従兄も、他のいとこたちも元気に暮らしています。
ただ、私たちの中にひとつの教訓が刻まれたのは確かです。
「死者の眠る場所を荒らしてはいけない」
従兄もあの当時の出来事については、
天罰のようなものだったのかもしれないと、今では考えているようです。
どうか皆さんも好奇心から踏み荒らすべきでない場所を荒らすなど、
間違ったことをなさらないよう、努々ご注意ください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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興味方位や好奇心、悪戯などで行くべきじゃないと思うわ、特に墓わね。
写真に移るってなんだよ…
一瞬文字通りの意味かと思っちまった。
めっちゃ怖かった
ちょっとした心霊をテレビに出れるかも!で済ませれるのすげーなww