イタチ村
投稿者:藤野 (11)
短編
2021/05/10
22:15
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嵐の日、俺が田んぼに落ちそうになった時、誰かが俺を引っ張ったのだ。そのおかげで俺は落ちずに済んだ。それ以降も、偶然命を助けられたことがあった。
イタチ様だったんじゃないか、と俺は考える。あの時必死に走って逃げた時、俺はみかんを落としたのだった。
それである日、試しに俺は付き纏って来るイタチに給食のパンをあげてみた。
喜んで、どこかへ消えた。翌日、家の前に死んだ鶏が置いてあった。
やはりあれはイタチ様だったんだ、と俺は納得する。それ以降特に助けられることもなく、俺は村を出た。
あの村は、イタチ村と呼ばれていたらしい。イタチ様は守り神であり、死神でもあった。
どうやら俺は気に入られたらしい。
村を出たと言うのに、一匹のイタチが常に俺の側にいる。他の人には見えない。
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すき
シレンとコッパのなれそめ
ヒタチ村でもヒタチをバカにしたら家族全員絞められます
イタチかあ
信仰の対象にしている地域って実際にあるのかねえ
養鶏場が襲われても猟の対象にできないってよっぽど地域の文化に根差してないと難しいと思うが
もしや四国かな?
良