気になって仕方がなかった私は、ようやく両親からあの日の詳しい話を聞いた。
お父さんが、警察の人から聞いたという話だった。
あのとき、おばあちゃんはすでに亡くなっていた。
そして、遺体の頭部は激しく損傷していたのだという。
唇や鼻、耳などが、特に酷く損なわれていたらしい。
話を聞いているだけで、嗚咽が漏れた。
そういうことだったのか。
あの日、コロはどうしてあんなに元気だったのだろう。
おばあちゃんがいなくなってから、一週間近く。
まともに餌をもらえていなかったはずなのに。
私は、あの日の光景を思い返した。
暗がりの中で尻尾を振るコロ。
その奥に横たわっていた、おばあちゃん。
私はRちゃんには何も伝えず、すべてを胸の奥にしまい込んだ。
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