そんなこんなでやっと荷物整理も終わりかけたとき静まりかえった部屋に
ミツケテ ミツケテ
という女性の声が響いた。
上下左右どちらの方向からか見当もつかなかったが間違いなく肝試しで聞いたあの声だった。
呆然と立ち尽くしていると
ミツケテ ミツケテ
ミツケテクレルノヨネ ミツケテクレルッテイッタヨネ
と声がますます大きくなっていく。
あまりの恐怖とその場をなんとかしのぎたいという欲求から「見つけます!見つけますから!」と叫んだ。
しかしその後もその声は止むことなく断続的に部屋に響き続けた。
数時間もすると少し慣れて落ち着いて来たので試しにスマホで録音してみる。数度試したが声は録れなかった。俺の頭に響いているのか?
こういうときはやっぱり見つけてあげないといけないのだろうなと腹を括る。
せっかく荷物を整理したのに再度バッグに必要な物を詰め始める。声が少し弱まったような気がする。
8/23 4:00
電車が動き始めるまで、これまでのことをスマホのメモ帳に記録し、今に至る。
8/23 5:30
電車に乗るため家を出て駅に向かう。
声は遠くに聞こえているような気がする。
8/23 10:30
先日来た時に乗ったバスがいくら待っても全然来ない。
声は少し強くなっている。
8/23 14:30
日曜日はバスのダイヤが違っているようだった。そのせいでキャンプ場到着がだいぶ遅くなってしまった。
声は今も聞こえる。
8/23 15:00
再度肝試しのコースを歩いてみる。
























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