ナツキちゃんは爆笑しながら
「なに言ってんの?借金は返さなくていいんだよ!?」
初めて聞く話にビックリした。
借金を返さなくていい??
「私、もうこっちに来て闇金に金借りたし!
てか貰ったし!」
平然と話すナツキちゃん。
ヘルスは集団待機で他の女の子たちもいた。
仲の良いカナコって子が
私に「借金返さなくていいなんてある訳ないじゃん…ヤバイよ」って耳打ちした。
どれくらい経過しただろう。
約半年くらいかもしれない。
ナツキちゃんは、家がないので待機場で寝泊まりしてた。
待機場は2階にあり、私は、よく窓を開けて外を眺めながらタバコを吸っていた。
ある日、ナツキちゃんが接客から待機場に帰ってくる姿が見えて眺めていたら
男性から呼び止められて何やら話をしている。
キャッチかな?と思った。
待機場に戻ったナツキちゃんは
「今、闇金の奴がさ『金返せ』って言ってきてさ!ウザイわー」
って、荷物を床に投げるように叩きつけた。
返した方がいいんじゃない?って、何人かで説得したが全く聞く耳もたず。
それから、何度も何度も2階の窓から
その闇金の男性がナツキちゃんを待ち伏せして呼び止め、話をしている姿を見た。
そんな、ある日
「『まじさ、お前、もう俺も庇えないぞ!1万でも返す意思を見せろ、そしたら、まだ大丈夫だから』って言われた」
って平然と言ってきた。
待機場にいる女の子一同
「1万でもいいから返しなよ!」
「返した方がいいよ!」
って説得したが、やはり全くダメだった。






















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