僕の手が止まった。
そのコメントが付いていたのは、
僕が最後に投稿した話だった。
数ヶ月前。
あの、
「なんで私の体験を知っているんですか?」
というコメントが付いた、
最後の作品。
その下に、
新しいコメントが一件だけ追加されている。
投稿時間は、
数分前。
僕は、
ゆっくり画面を見た。
そこには、
たった一言。
⸻⸻⸻⸻
「戻ってきましたね。」
⸻⸻⸻⸻
僕は、
その場でブラウザを閉じた。
そして、
あの掲示板のブックマークを削除した。
二度と開かなかった。
あの人は、
どうして僕が今、
掲示板を開いたことが分かったのだろう。
…………。
後ろを振り向けなかった。
僅かに開いたカーテンの隙間も、
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 10票
























※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。