手前は立ったまま、だらしなく寝てるゲテモノ。
この世に平等などあるのだろうか?
線路は大きなカーブを迎え、列車が傾いた。
次の瞬間!ガッタン!
半開きした男の口元から、ヨダレが糸を引き…
寝ている彼女の膝にのせた手の甲に…一滴…二滴…。
目覚めた彼女!
瞬時に!!
自分のヨダレと勘違いしたのか?
啜ってしまったのだ!
ズズズズ~ズズゥ~
それは、まるで授業中に居眠りして、おもわず手の甲にヨダレを垂らし
恥ずかしさのあまり吸って無かったことにしてしまった生徒のように。
しかしながら、このケースは勝手が違う!
見ず知らずの中年男と、唾液の交換!?
この話は怖かったですか?
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