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ヒトコワ

ようさいさんによるヒトコワにまつわる怖い話の投稿です

AI作成のヒトコワ
短編 2026/06/11 21:22 1,116view

そんなことを思っていたらしい。

「まあ、別にそれだけなんだけど。」

友人はそう言った。

だが俺は妙に引っかかった。

なぜなら、隣の人は大学とも駅とも反対方向に住んでいたからだ。

気になった俺は、当時のアパートを管理していた会社に電話してみた。

もちろん個人情報は教えてもらえないと思っていた。

実際その通りだった。

だが雑談の流れで、担当者が一言漏らした。

「ああ、あの方ですか。」

「長かったですねえ。」

「10年以上住んでましたから。」

10年。

少し長すぎる気がした。

社会人でもない様子だった。

毎日決まった時間に出勤する姿も見たことがない。

それから数日。

なぜか急に気になってしまった。

SNSで名前も知らない相手を探すのは無理だと思ったが、大学時代の写真を見返していた。

すると、ある写真で手が止まった。

学園祭の写真だった。

後ろに人混みが写っている。

その中に隣の人がいた。

偶然だと思った。

だが次の写真。

サークルの集合写真。

遠くに立っている。

さらに別の日。

駅前。

大学近くのラーメン屋。

4/6
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