〈解説〉
この話の恐怖のポイントは、「21:15に入った誰かが、僕が帰ってくる直前の02:15に部屋の鍵を閉めて中から出てきた」のではない、という点です。
履歴の違和感:21時15分の履歴には「ドアが閉まりました」までしかなく、「鍵が施錠されました」がありません。つまり、誰かは部屋に入った後、鍵をかけずに中に留まっていました。
最後の通知の意味:午前2時15分の通知は、「ドアが開いて、閉まって、鍵が中から施錠された」ことを示しています。もし犯人が外に出て行ったのなら、外から鍵をかける必要(または中から施錠される履歴が残るはずがない)はありません。つまり、21時15分に部屋に侵入した「誰か」は、住人がもうすぐ帰ってくる気配(あるいはスマホの位置情報など)を察知し、慌てて内側から鍵を閉めて、今も部屋の中に潜んで住人を待っているのです。
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